くろべです。
約2年前に購入したJ.M. WESOTNのGOLFですが、ヒールがかなりすり減ってきており、見栄えも悪くなってきたので修理することにしました。
J.MウエストンのGOLF(ゴルフ)はビジネスにもカジュアルにも合わせられる名作
平均すると週3,4回程のペースで履いてきましたが、2年も履くとさすがにかかとが見るに堪えない状態になってきました。見栄えだけでなく歩行性にも影響が出てくるので、この状態で履き続けるのは足にもあまり良くないため今回修理に出すことを決めました。
初めての靴修理。純正かそれ以外か
革靴を修理するというのは人生で初めてで、実はどこに持っていけば良いか少し悩んでいました。
1足の革靴をかかとがすり減るまで履くという経験が初めてなので当然といえば当然です。
JMウエストンは純正の修理もあることは知っており、せっかくの高級靴なので純正で修理したいという思いもあったのですが、やはり「時間がかかる」「値段が高い」という点も考慮して、街の修理屋さんに持っていくことに。
一度純正以外で修理してしまうともう二度と純正の修理は受けられないとも聞いていたので少し勇気のいる決断でした。
名古屋の靴修理専門店へ
今回靴を持ち込んだのは名古屋にある靴修理専門店の『リペアデイズ』さん。
ゴルフの状態を見てもらい、交換用のトップリフトの候補をいくつか提示してもらいます。
純正のソールは取り扱ってないので、できるだけ現状に近い形のものを選んでもらいました。元のヒールより2㎜程厚みが薄くなるということでしたが誤差の範囲ということで了承。
修理代は思っていたよりもずっと良心的な価格で3,000円を切ってしまいます。その倍以上は覚悟していたので少し驚きました。
修理に約1週間かかるということなので、また次の週に取りにいくことになります。
新品時のようなヒールに見事復活!
預けていたゴルフが返ってきたので早速修理前と比べていきます。
まずは修理前
見ての通りですが、かかとの部分が大きくすり減っていることがわかります。これだけ削れていると歩いているときもかかとが薄くなっているのがはっきりとわかるレベルです。ささいな部分だと思われるかもしれませんが、足元なのでこれが意外と悪目立ちします。
せっかくの良い靴もこのままではあまりにも残念です。
現状はゴムの層が削れて革の層まで到達しそうになっており、これが革まで到達してしまうとまた修理費用が上がるとかいう噂もあるので、修理に出すならできるだけ早いほうがよさそうです。
そしてこちらが修理後
削れていたヒールもすっかり新品のように元通りになりました。純正修理ではないことを心配していましたが、違和感のない綺麗な仕上がりに大満足です。これでまた2年は良い状態で履き続けられます。
おまけにソール全体も綺麗な状態で返ってきました。
ちなみに裏側はこんな感じ。今回交換したのはかかと(トップリフト)のみですが、色合いも元の状態と近いので違和感はありません。
革靴を初めて修理して感じたこと
今回は革靴を人生で初めて修理に出しましたが、綺麗な状態で戻ってきたのを見ると修理に出してよかったと思えました。可能であれば純正修理が一番良いのでしょうが、しっかりとした専門店に持っていけば純正でなくともちゃんと修理はできるので、トップリフト交換等で悩んでいる人は純正以外も是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
しっかりとメンテナンスをしていくことでお気に入りの靴に対してさらに愛着も湧きますし、これから先も大切に履いていきたいと思いました。
ちなみに気付いた方もおられるかもしれませんが、シューツリーは純正ではなくパラブーツの物を使用しています。今更ですが純正で揃えたくなってきたのでそのうち購入しようかと思っています。
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